みにまむAIのテックブログ

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ブロックチェーンやスマートコントラクトの可能性について考えるブログ。最近では人口知能も視野に入ってきました

<エンジニアに朗報>イーサリアムとIPFSのコラボレーションによる次世代ライブラリとは

ブロックチェーン テクノロジー

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David Dias氏とJuan Benet氏は、libp2pとdevp2pの異なったライブラリを比較し、それらの歴史をトレースし、プロトコルの相違点と類似点について説明してくれました。
 
元来のlibp2pのライブラリにイーサリアムブロックチェーンを使用したライブラリdevp2p。
 
libp2pがモジュール化され、ネットワークアクセスや暗号化方式などを変更するためのコンポーネントをスムーズに交換することができます。このlibp2pとdevp2pをお互いをマージすると、より改善されたライブラリを提供できる可能性があるといいます。
 

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↑両者をマージすると、足りなかった部分を補い合い、より改善されたライブラリとなる
 
このマージさせたライブラリをIPSF上で管理することにより、通常ライブラリを使用する際、一度ローカルにダウンロードをしてからプログラムにインポートしなければならなかった作業を省くことができ、直接のインポートが可能となります。
また、難しいとされていたライブラリの管理をP2Pネットワークで管理することにより、信頼性安全性を担保することができ、更にイーサリアムに限らず多様な言語やネットワークに汎用的に使用可能となるそうです。
 
イーサリアムとIPFSのコラボレーションにより、このような次世代のライブラリが生まれようとしています。
開発を行う全てのエンジニアさん必見のプロジェクトではないでしょうか。今後も進捗を確認していきたいと思います。
 
 
End.
 
用語解説
*libp2p:P2P通信を実現するライブラリ
*devp2pP2P通信上にイーサリアムをのせたライブラリ
*ライブラリ: プログラム言語においてある特定の機能を持つプログラムを定型化して他のプログラムが引用できる状態にしたものを複数集めてまとめたファイル。ソフトウェア開発を行う際にはこのライブラリを使う場面が多くあります。
*トレース:不具合を生じるプログラムのどこに問題があるか突き止めるために、命令の実行を順番にたどっていくこと
*コンポーネント:機器やソフトウェア、システムの構成する部品や要素のこと
*マージ:融合
*P2Pネットワーク:個人がデータを保持し、 他の個人に対して対等にデータの提供および要求・ アクセスを行う自律分散型のネットワークモデル
*モジュール:システムを構成する要素
 

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