みにまむAIのテックブログ

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

みにまむAIのテックブログ

ブロックチェーンやスマートコントラクトの可能性について考えるブログ。最近では人口知能も視野に入ってきました

ダイヤモンドのインフラを目指すブロックチェーン会社Everledgerとは

みなさんは「ダイヤモンド」ってすきですか?
おそらく、特別大好き!とはいかなくても、嫌いな方はいないと思います。
ダイヤモンドは、そのくらい魅力的で希少なものです。ある意味、希少だからこそ魅力的なのかもしれません。
そのダイヤモンドを、消費者であるみなさんの手元にまで届けるために、少なからず血を流している人がいるのは少なからず事実です。
 
今回ご紹介させていただくブロックチェーン会社は、その「少なからず血を流している人」を救うために立ち上がったプロジェクトです
 

Everledger

f:id:since1991:20161201115202p:plain

ロンドンに拠点を置くEverledgerは、ダイヤモンドの品質証明書を発行するインド、アメリカ、イスラエル、ベルギーなどの関連機関と協力し、鑑定書のデジタル化を行なっています。またそれと同時に、ダイヤモンド本体をスキャンし、それぞれのダイヤモンドに固有のIDを割り振り、それらすべての情報をブロックチェーンに格納して管理を行なっているのです。これにより、原産地から消費者までを網羅した取引の全プロセスをいつでも誰でも自由に閲覧することが可能となります。
 
現在Everledgerは、ハイパーレッジャープロジェクトベースのブロックチェーンソフトウェアをIBM LinuxONE上で稼働させています。
 
 

Everledger CEO レアンヌ・ケンプ氏

f:id:since1991:20161201115242j:plain

出典: Entrepreneur.
 
20年以上にわたるキャリアで数々のスタートアップ企業を成功に導いてきた女性実業家です。
 

なぜ追跡する「モノ」が「ダイヤモンド」なのか

2006年にレオナルド・ディカプリオが主演を務め上映された「ブラッドダイヤモンド」をみなさんはご存知でしょうか。この映画の舞台はアフリカの紛争地域。そこで行われる不法ダイヤモンドの取引にフォーカスした作品となっております。
 

f:id:since1991:20161201115333j:plain

この問題は決して映画の中だけではなく、現実の世界でも起こっている問題なのです。
2000年代には紛争地からのタイヤモンドの取引を排除することを目的とした国際的組織「キンバリープロセス」が誕生しました。約80カ国が加盟しているこのキンバリープロセスのおかげで、全てではありませんが紛争ダイヤモンドの取引量は減りました。ですが、全てではありません。
 
閉鎖的なダイヤモンド市場は、今まさに市場における透明性が求められています。
 
そこでブロックチェーンテクノロジーを駆使したサービスを展開するEverledgerの登場です。ダイヤモンドを鉱山から消費者まで追跡し、ダイヤモンド認定書や取引履歴を記録するビジネスネットワークを構築しています。
現在約100万個のダイヤモンドがデータベース化されています。今後さらにデータ化は進むでしょう。
 
 
ブロックチェーンといえば、現状フィンテックとして金融にリンクするイメージが強いと思います。ですが徐々に、「モノ」とブロックチェーンテクノロジーを紐付けた社会的に意義のあるサービスが誕生してきています。
 
このような意味あるサービスを迅速に進めるためには、私たち一人一人が新しいものへの理解や受け入れが重要になってくると思います。Everledgerは強く感銘を受けたプロジェクトだったので熱く紹介しちゃいました。
 
それでは。