みにまむAIのテックブログ

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ブロックチェーンやスマートコントラクトの可能性について考えるブログ。最近では人口知能も視野に入ってきました

広報に期待する経営者のホンネ

 

本日は広報勉強会に参加するため、日経ビル本社へ行ってまいりました。

 

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到着。


日経メディアマーケティング主催、日本経済新聞社 デジタルメディア局協力の元開催された情報活用セミナー「広報に求められる情報収集力と活用方法」に参加してまいりました。

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このセミナーは広報部門の方向けのセミナーでして、タイトルにも書いてある通り、
現代の広報に求められる情報集めのスキルや、その情報をどのように活かすかをテーマに掲げているそうです。

本日のメインプログラムは、経済ジャーナリストであり作家でもある、渋谷 和宏さんより、
広報に期待する経営者の本音をお話しいただきました。


改めまして、知らない方もいらっしゃると思いますので、渋谷 和宏さんのプロフィールを簡単にご紹介します。

■ プロフィール
1959年 神奈川県生まれ
1984年 日経BP社に入社
1998年 『日経ビジネス』副編集長に就任
2002年 『日経ビジネスアソシエ』を創刊し編集長に就任

ペンネーム渋沢和樹で小説を6作執筆されていて、ベンチャーサービス局長、日経BPビジネス局長、統合コンテンツ局長を経て、独立。現在はテレビやラジオ番組でコメンテーターとしても活躍中の経済ジャーナリスト兼作家さんでございます。

そんな渋谷さんには、
「取材する側」からみた企業広報のありかた、経営者の広報に対する本音の部分をお話しいただきました。


メイントピックスは3点
①メディアを味方にする「8対2の法則」とは
②「当たり前」が企業イメージ向上に
③経営者の「あの記者は辛口だから」が褒め言葉の理由

 

メディアを味方にする「8対2の法則」とは?

渋谷さん自身がメディアからアンケートをとってくださった
「頼りになる広報」と「嫌いな困った広報」の特徴が、なるほどと思ったので書かせて頂きます。

■ 頼りになる広報
・記者抱えているテーマについて一緒に思案してくれる
・自社の経営状況や事業方針の方向性などについて正直である
・おせっかいをしてくれる

■ 困った広報
・連絡が遅い(実はこれが一番多い意見だそうです)
・謙虚でない
・取材を断られる理由が明らかに嘘っぽい

事業があまりうまくいっていない場合、嘘をつかずにきちんと現状や課題、それに対する取り組み等を正直に話すことは大事ですよね。また、一緒にいい情報を発信していこう!という姿勢は、記者さんにとっても、とても嬉しいそうです。

相手に対する気遣いや想いやりの積み重ねで、お互いの信頼感が強まっていき、それがお互いのビジネスにも繋がっていく。相手を気遣ったり想いやるという行為は、簡単に聞こえますし、当たり前のことかもしれません。ですが、実は結構難しいことなので、日々常に意識をしていないといけませんね。


長くなりましたが、メディアを味方にする「8対2の法則」とは、
例えば、記者さんやメディアさんに対して自社のことを伝える時に、
8割は良い箇所を伝え、2割は経営課題や直面している問題などを相談したりする
このようなコミュニケーションバランスを考えることが重要だそうです。

 

続いて、「当たり前」が企業イメージ向上に?

自分にとっては当たり前で大したことがない事でも、
外部や世界から見た時に、とても価値があることってありますよね。

例えば、渋谷のスクランブル交差点で脚立を立てて写真を撮っている外国人。
彼らは人の多さに驚いて写真を撮っているのではなく、四方八方から一斉に人が行き交うのに、
人と人がぶつからないのが珍しくて写真を撮っているそうです。
私たち日本人からしたら、結構普通のことですが、彼らにとってはとても面白く、価値があるそうです。

このような「当たり前」が「価値」を持っていて、それに気がつかないケースは企業に置き換えても多々あるそうです。その「価値」に気がつけば、結果的に企業のブランドやイメージの向上に繋がる可能性があります。

価値はないなと決めつけるのではなく、日々の気づきを大切にし、
当たり前を当たり前と思わずに、常に情報発信をし続けることが重要です。

 

最後に、経営者の「あの記者は辛口だから」が褒め言葉の理由とは?

長くなってしまいましたが、もう少しお付き合いください。
経営者の方が人を評価するときのポイントには、共通している箇所があります。

それは、「ミッションに答えているかどうか。」

どういうことかと言いますと、
自分の使命、やらなければいけないことに対して真摯に向き合っているかどうか。

経営者の方は常に、地域や社会に貢献や、株主への還元、社員を守らなければいけないというミッションを抱え、それに対して真摯に向き合い、果たそうとしています。

記者さんに置き換えると、その会社の経営状況の危機や課題、その取り組み方などと、
痛いところにズバズバと質問をぶつけてくる記者さんは多少辛口でも、
しっかりとその会社を理解して、読者に正確な情報を届けようとしている記者であり、
それは、記者としてのミッションを果たそうとしていると言えます。


なので、自身の会社の経営者から
「あの記者は辛口だから」という言葉が出てきたら、それは素晴らしい記者さんということなのです。


このように、ミッションを果たそうとしている記者さんに対して、
こちらも精神誠意を持って、お答えをしていかなければいけませんね。



今回、このセミナーに参加して、本当にいろいろな学びを得ることができました。

お忙しい中、お時間を作ってくださった渋谷さん、セミナーを主催してくださった日経メディアマーケティングの皆様、日本経済新聞社 デジタルメディア局の皆様、本当にありがとうございました。


それでは。